白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
Wed 03 , 23:06:00
2009/06
私の書く戦国ver.サナダテは別れを前提としている、と指摘されまして。
ああ、なるほどなあ、と。以前にも書きましたが、戦国でハッピーエンドはありえないと思っていますし、一番幸福な死に方は互いに殺されることだと思ってます。
しかし…!
自分でも読み返してみて、流石にこれは不憫だな、と思いました。小十郎と政宗はくっついてこそいないもののどの話でもそれなりに甘いんですよね。というか、あの二人は離れ離れになることなんてまったく考えたことがないので別れを考えなくていいんです。戦場で死に別れする可能性ももちろんありますが、多分、小十郎が死ぬときは伊達軍が負けるとき。政宗が死ぬときは小十郎も一緒に死ぬ。だから、別れを考えないんです。
それに比べて、幸村と政宗はそもそも一緒に生きていける可能性のほうが遥かに低い。
だから、お互いに覚悟はあるんです。
離れる覚悟、死ぬ覚悟、殺す覚悟、殺される覚悟。
自分の生き方を貫く、覚悟。
そんなことを考えながら書くもんだから別れること前提だったり死ネタに走ったりするんですね。
で、まあ。
読み返したついでにもうひとつ気づいたうちのサナダテの傾向。
どうやら、うちのサナダテは言葉にして思いを告げる前に行動に移るようです。もっというなら、行動に移ってから思いを自覚しているフシすらある。あー、どうしてそう動物的なんでしょう。
実を言えば、今書きかけてるサナダテもそのパターンなんです。
出会うのが戦場だからなんでしょうかね?
戦場は本能をむき出しにする場所だと思うのですよ。特に真田と伊達はいくさばでお互いを見つけようものなら本能むき出しにして二人の世界を構築しますからね。で、本能のままに相手に向き合うから考えるよりも先に手が出る。そこでようやく想いを自覚する。
否、いっそ自覚しないまま身体だけの関係を重ねていけばいいかもしれない。それで、最後の最期にようやくこの感情の正体を知る。
そんなのも、あの二人ならアリですね。
基本的にサナダテは初恋同士だと思っています。
真田は「破廉恥いいぃ!」が決め台詞(ゑ)だし、政宗は過去にいろいろあって愛に対して猜疑的だしで。
初恋だから余計に戸惑って、戦場での熱も相俟って、「宿敵だからだ!」と互いに思い込もうとするけれどふとした瞬間に触れ合って想いを自覚。自覚しなくても、「この人は誰とも違う特別」と気づく瞬間にロマンを感じます。不器用な二人の小さな恋の物語。
で、あれ。だいぶつらつらと語ってますけど、今日の日記のコンセプトは「真田と伊達を戦国で幸せにしてあげよう!」だったはず。
えーっと、幸せに、幸せに…。
うん、多分、真田視点で書いたら解決する気がします。さっきも書いたけど、今書きかけのサナダテは上記のパターンを踏襲していますが真田視点なので暗くはない。
真田はアホの子なので先のことまで考えない、とかそういう理由ではないです。基本的に、私の中で真田は割とオプティミストで伊達はかなりのペシミストなんです。そこの違いが大きい。ついでに言えば、真田という小大名の次男である幸村と由緒ある伊達という大名の跡取り息子である政宗では、立場も育ち方も違いすぎる。そして、育ち方やその環境は人格形成に多大な影響を及ぼすものと思います。奥州は基本的に親戚同士で血を流し合い、荒れていた血だから、狡くならなければ生きられなかった。人を疑がはなければ生き残れなかった。だから、政宗はずっと未来のことまで考えなければ人と向き合えなくなってしまった。とか。そんなことをつらつら考えした。
えーっと、つまり、結論は真田が強引に伊達に迫って政宗をモノにしてしまえばいいんじゃないだろうか、ということです。
というか、幸村は政宗を嫁にもらうがいいさ!
あ、ちなみに。
オプティミスト(optimist)…楽天家。楽観論者。
ペシミスト(pessimist)…厭世家。厭世主義者。悲観論者。
ああ、なるほどなあ、と。以前にも書きましたが、戦国でハッピーエンドはありえないと思っていますし、一番幸福な死に方は互いに殺されることだと思ってます。
しかし…!
自分でも読み返してみて、流石にこれは不憫だな、と思いました。小十郎と政宗はくっついてこそいないもののどの話でもそれなりに甘いんですよね。というか、あの二人は離れ離れになることなんてまったく考えたことがないので別れを考えなくていいんです。戦場で死に別れする可能性ももちろんありますが、多分、小十郎が死ぬときは伊達軍が負けるとき。政宗が死ぬときは小十郎も一緒に死ぬ。だから、別れを考えないんです。
それに比べて、幸村と政宗はそもそも一緒に生きていける可能性のほうが遥かに低い。
だから、お互いに覚悟はあるんです。
離れる覚悟、死ぬ覚悟、殺す覚悟、殺される覚悟。
自分の生き方を貫く、覚悟。
そんなことを考えながら書くもんだから別れること前提だったり死ネタに走ったりするんですね。
で、まあ。
読み返したついでにもうひとつ気づいたうちのサナダテの傾向。
どうやら、うちのサナダテは言葉にして思いを告げる前に行動に移るようです。もっというなら、行動に移ってから思いを自覚しているフシすらある。あー、どうしてそう動物的なんでしょう。
実を言えば、今書きかけてるサナダテもそのパターンなんです。
出会うのが戦場だからなんでしょうかね?
戦場は本能をむき出しにする場所だと思うのですよ。特に真田と伊達はいくさばでお互いを見つけようものなら本能むき出しにして二人の世界を構築しますからね。で、本能のままに相手に向き合うから考えるよりも先に手が出る。そこでようやく想いを自覚する。
否、いっそ自覚しないまま身体だけの関係を重ねていけばいいかもしれない。それで、最後の最期にようやくこの感情の正体を知る。
そんなのも、あの二人ならアリですね。
基本的にサナダテは初恋同士だと思っています。
真田は「破廉恥いいぃ!」が決め台詞(ゑ)だし、政宗は過去にいろいろあって愛に対して猜疑的だしで。
初恋だから余計に戸惑って、戦場での熱も相俟って、「宿敵だからだ!」と互いに思い込もうとするけれどふとした瞬間に触れ合って想いを自覚。自覚しなくても、「この人は誰とも違う特別」と気づく瞬間にロマンを感じます。不器用な二人の小さな恋の物語。
で、あれ。だいぶつらつらと語ってますけど、今日の日記のコンセプトは「真田と伊達を戦国で幸せにしてあげよう!」だったはず。
えーっと、幸せに、幸せに…。
うん、多分、真田視点で書いたら解決する気がします。さっきも書いたけど、今書きかけのサナダテは上記のパターンを踏襲していますが真田視点なので暗くはない。
真田はアホの子なので先のことまで考えない、とかそういう理由ではないです。基本的に、私の中で真田は割とオプティミストで伊達はかなりのペシミストなんです。そこの違いが大きい。ついでに言えば、真田という小大名の次男である幸村と由緒ある伊達という大名の跡取り息子である政宗では、立場も育ち方も違いすぎる。そして、育ち方やその環境は人格形成に多大な影響を及ぼすものと思います。奥州は基本的に親戚同士で血を流し合い、荒れていた血だから、狡くならなければ生きられなかった。人を疑がはなければ生き残れなかった。だから、政宗はずっと未来のことまで考えなければ人と向き合えなくなってしまった。とか。そんなことをつらつら考えした。
えーっと、つまり、結論は真田が強引に伊達に迫って政宗をモノにしてしまえばいいんじゃないだろうか、ということです。
というか、幸村は政宗を嫁にもらうがいいさ!
あ、ちなみに。
オプティミスト(optimist)…楽天家。楽観論者。
ペシミスト(pessimist)…厭世家。厭世主義者。悲観論者。
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