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白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
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Fri 02 , 00:15:09
2010/07
サナダテの極意は殺し合いにあると思うのです。
でも、やっぱり同人としては彼等をいちゃらぶさせたいわけです。
しかしながら、私の中で最高にいちゃついているサナダテはイコール殺しあっている彼等なわけです。
いやいやいや、甘さが足りない!
彼等にとってそれが至上の幸福でありおよそ想像もつかないほどに甘美な瞬間であることは私の中では疑いようもない事実なわけなのですが、それはもっとも幸福な時間であると同時に、その後、終わりを迎えたその後は彼等にとってもっとも空虚な時間ともなるわけです。
殺し合いの終わりはもちろんどちらかの勝利、すなわち敗者の死という形になるわけですから、至上の幸福、いっそ快楽とも呼べるその瞬間を分かち合う相手が永遠にこの世から失われる瞬間でもあるわけです。残りの長い人生、二度とその幸福を、胸の高鳴り、筆舌に尽くしがたい高揚を覺ことなく無味空虚な果てしもないとも思えるような時間を過ごさなければならないのです。だからといって彼等自身の誇りと無二と定めた宿敵の誇りのために、自ら命を絶つなどという愚か極まりないことはできません。

魂すら震えるほどに焦がれた相手を失っても生き続けることが、いくさばに咲くことを定めとされた彼等にとってどれほどの苦行であることか。


なーんて考え出すと、戦国設定でどんな彼等を書けば幸福になれるのか。いえ、殺し合いをする二人を書けばいいわけなのですが、もっと、こう…普遍的な、恋人同士のような甘い二人を書きたいわけです。ワンシーンとして幸福で甘い彼等を書くことができても、その行き着く先はどうあっても殺し合いなわけですよ。だって、彼等が望むのは恋人同士であること以上に宿敵として在ることなわけでして。恋情があったとしても、それは譲れない一線だと思うわけです。それを無視してしまっては彼等たりえないわけでして、このジャンルでこのカップリングを書く意味がない気がするんです。あ、もちろんパラレルではその限りではないわけですが。
殺し合いして、勝ったほうが負けたほうの命をとらない、という選択肢もありますが、それって命を懸けて死合った相手への侮辱じゃないかなあ、とか。命をとらないのはおまえが俺を軽んじているからだろう、とか。もちろん、そこから始まる恋もmoeなんですが、ね。


…いかん、疲労と眠気で自分でも何を書いているのかわからなくなってきました。近頃日付が変わる前にはお布団に入るという健全な生活を送ってきたために、睡魔の訪れが早くなっている気がします。それなのに相変わらず朝は起きれないという理不尽。わたしの寝坊癖はきっと一生治りません。だってわたしには朝起こしてくれるこじゅもさすけもいないんだもん!
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はじめまして・・・!
はじめまして、たっちと申します^^
突然のコメント失礼いたします(´・ω・`)

色々な方のブログを徘徊しておりましたら、こちらにたどりつきました^^
私もBASARAが好きなのですが、この記事のサナダテ考察がすごく的を射ていて、激しく同意でした////
この2人はお互いに殺し合うことが一番幸せを感じる瞬間なんだろうなあと思いました^///^!

もしよかったら、これからもコメントさせていただいてよろしいでしょうか(´・ω・`)?
唐突にコメントしてしまい、すみませんでした!
たっち URL 2010/09/28(Tue)10:19:55 edit
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