とかなんとか言ったりして

最終幻想熱が下がりません。
なんだこれ、もうちょっと空気読めよ。今、はまるのはまずいんだって…！

そういえば、去年の今頃も最終幻想熱があがっていた気がします。この時期は最終幻想がはびこるのか？
理性で欲望を抑えられない自分が憎い。いや、自分が馬鹿なのは知ってますが、今かよ…。


で、ぐちぐちいいながらも最終幻想で好きなキャラを順番に並べてみました。
一番…ティナ（六）
二番…ジェクト（十）
三番…スコール（八）
四番…ザックス（七）
五番…ロック（六）・ティーダ（十）
以下略


追記に、キャラによっては何度目だよそれ…！っていうような語りと、思いがけなく二位に輝いたジェクトのSSS？があります。
今更な気もしますがネタバレ考慮していませんのであしからず。

…思っていた以上におっさん（ジェクト）が上位に食い込んでてびっくりした。十をクリアしたばっかりだからなのでしょうか。息子溺愛しながらも不器用なおっさんがいとしくてたまらないです。てか、このおっさんは本当に切ないし悲しいですよ…。もう、異界で親子仲良く…は、無理でも一緒に暮らしてればいいよ…。
ティナは、もう別格です。越えられない壁がそこにあります。かわいいよ、ティナ！幸せにならなきゃだめだよ、この子は…。ロックと幸せになって！いや、エドガーでもマッシュでもセッツァーでもいいんだけど、やっぱりロクティナが好きなので。
スコールもね、かわいいです。正直、めんどくさい性格だしもっと素直になれよ！とか、意地のはり具合がうっとうしいときもあるし、ディスク３以降のリノアに対する態度が豹変しすぎてて違うだろ、と思うし、そもそも八のストーリー自体がそんなに好きなわけじゃないし。でも、妙にスコールはいとしいです。サイスコ大好き。ラグスコばっち来い。異説なウォルスコが一押しです。っつーか、スコール総受けでよくないですか。なぜこんなにスコール受がすきなのか自分でもよくわからないです…。

四番以下は、かなり悩みます。というか、上位三人が突出して好きで、他は割りとかたまりになってる感があるので。でも、とりあえずあげるならこの辺…か？
ザックスは、七本編の短いシーンでかなり持っていかれた感があります。他シリーズはやってないにもかかわらず、ここまで上位に食い込む。何、あの男前…！ザックスが生きていて、クラウドとなんでも屋をやっていたら…と思わないではいられません。だって、悲しいよあんなの。異説でもクラウドが持っているのがバスターソードであることが切ない。ザックスはいい男すぎる…。ちなみに、ザックラが好きです。最終幻想シリーズでも指折りの男前だと思っています。
ロックとティーダはどっちも同じくらい好きです。単品でももちろん隙だけど、ロックはティナと、ティーダはジェクトとセットで、という感もぬぐえないです。
ロックはですね、序盤で初めてティナの魔法をみたときの反応に惚れました。めっちゃ動揺してるのに、しゅん、となったティナを見て「ティナは魔法が使える、俺たちは使えない、それだけさ！と言い放つ。で、ありがとう、と微笑むティナにエドガーと一緒にデレーっとする、あのミニイベント？がすっごい好き。でも、「君を守る」とティナだけではなくセリスにも言ってるのとか、本編でむしろセリスといい感じで終わるのが自分的に減点なので順位はここです。これでティナ一筋だったらもっと上位に行っていたに違いない。
ティーダは、普通の男の子な感じが好きです。ほら、スコールとかクラウドとか、ちょっと特殊だから…。ブリッツのエース選手だっていう時点で特殊かもしんないけど、本人がすごく普通の男の子で、かわいい。基本的に十のキャラ好きなので、他キャラとのやりとりにすごく和んだ。彼はユウナが究極召還と引き換えに死ぬことはすごく拒否して、どううにか足掻こうとしていたのに、自分のことは戸惑いながらも誰にも言わずに受け入れていて、それが切なかった。
「だって、エボン＝ジュを倒せばいいんだ。ユウナレスカはもういない。ユウナが死ぬ必要なんてない。エボン＝ジュを倒せば俺も消えるってわかってるけど、でも、もう終わらせてやらないと。俺が、楽にしてやるんだ。10年もオヤジはあそこで頑張ったんだ。たった、ひとりで…。だから、今度は俺が頑張るっスよ。だって、俺は、オヤジの息子だから」







で、以下、なぜだかジェクトのSSSです。


突然、異世界に長されて。そこで思うのは息子にもう一度あいたい、ということ。旅の間もずっと息子のことを思い続けて、でも帰りたくても自分の世界に返れないことを悟った彼は旅の果てに息子のいないこの異世界を守るために人ではなくなり、その代償に今度は自分がおぞましい生き物に変貌させられる。そして薄れ行く意識の中でもずっと息子のことを思い続け、そして自分と同じように異世界にたどり着いた息子に再会し、願うことは
「俺を殺してくれ」
ずっと会いたかった。ようやく会えた、大事な息子。10年ぶりに見る子供はずいぶん大きくなっていて、けれどやっぱり泣き虫なところは変わっていなかった。
不器用な自分はどうやって愛すればいいのかわからなくて傷つけて泣かせてばかりだった。だいっきらいだ、と口癖のように繰り返す小さな子供。それでもたって一人の息子、いとしい存在。
苦しめることしかできなくて悪い。
ひとりにして、寂しい思いをさせて悪い。
わがままな父親で悪い。
これが、最後のわがままだから。どうか、おまえの手で終わらせてくれ。
（…おまえと一緒に、ブリッツやりたかったぜ）
俺のために泣いてくれて、ありがとう。心の中でそっと伝える。
「…だいっきらいだ」
涙声で言われた言葉はいつか聴いたそれと同じなのにやさしくて、こんな最低な父親のために泣いてくれる太陽の名前を持った息子はやっぱりジェクトにとっての太陽だった。