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白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
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Wed 01 , 22:02:51
2009/07
「恋重荷」(謡曲)について真剣に考えてました。
なぜ菊守の老人は女御へ叶うはずもない思いを告げたのか。
自分への思いを告げる老人を女御はどんな思いで見ていたのか。
老人は本当に女御を恨んでいたのか。
なぜ老人は女御を赦したのか。

原作を読んだことがない上に授業を受けながら滔々と考えていたので、この時点ですでに二次創作な気がしないでもないですが、それはさておき。
やっぱり一度原作を読んでみるべきかなあ。中途半端な知識しかないのでさまざまな疑問が解明されないだけなのか。
能に限らず演劇って見る人によって解釈がずいぶん変わるものだと思います。だから、原作を知った上でさまざまに思い巡らすべきなのかな、と。
というわけで、今度「謡曲百番集」とか借りてみようかな。

菊守→女御という一方的な話にはしたくないし、勧善懲悪の話でもない。だからといって、思い思われ…という甘い話では決してないのですよね。
菊守の老人が女御に抱いていた思慕。
重荷を負えずに悶え苦しみ、果てには死に至る老人を女御はどんな思いで見ていたのか。
種々の疑問に対する答えを自分の中で見つけないと二次創作であれこのお話はかけない。書きたいけれど、難しい話です。

それにしても、二次創作のネタにしようと思って考えていたというのに、「恋重荷」原作をもとにした(二次創作ではない)お話を書けてしまいそうです。
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