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白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
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Sun 10 , 21:12:06
2009/05
日記がすでに日記ではない気がしますが、お久しぶりですこんばんは。

あー、忙しいのも今日で(多分)区切りがついたので、今度の土日あたりにはなんとか更新したいなぁと思っております。平日は、最近、家に帰ったら何もせずに寝てしまうのでそもそもパソコンをつけないのですよ。
…というわけで、今度の土日あたりに、サナダテかチカダテかを更新したいと思います。設定は…どうでしょうね。戦国かパラレルか。ノーマルか女体か。うーん、そのときの気分しだい、ですね。
妄想だけは毎日してるのになぁ。妄想を文章に表す能力や才能が欲しいです。
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Wed 06 , 19:46:10
2009/05
今から晩御飯をいただきます。
ちなみに、メニューは…

・白米
・湯豆腐
・納豆と大根おろし
・枝豆
・沢庵
・ほうじ茶

どんだけ大豆が好きなんだ自分、と笑ってしまったので書いてみた。

湯豆腐は菊花豆腐にしたかったけど豆腐が冷奴用のやわいやつだったのと動作が雑なせいでばらばらになってしまって残念。一部成功したところもあるけど。

もっと包丁を上手に使えるようになって飾り切りとかやれるようになりたい。
Wed 06 , 16:41:54
2009/05
ゴールデンウィークも今日で終わりですね。

…ってあれ、まだ何もしてない…。家にいる間はご飯作るかお風呂はいるか寝てるかしてた気がします。パソコンも土曜日以来いじってなかったし…。あれれ、どうしてこんなに忙しかったんだろう。うん、理由はわかってるんですけどね。
でもまあ、今日は何の予定もない日でして、せっかくのゴールデンウィークに何もしないまま終わるのはいやだな、と思いましてせっかくだし映画でも見るか!と、レッド・クリフⅡを見に行ってきました。

…見に行ったはいいんですが、あまりの人の多さに嫌気がさして映画館前で敵前逃亡をいたしました。情けなし!
まあ、映画を見るかわりにそのへんをぶらぶらしてカバンとアクセサリー(一個350円の安いやつ)を買って、本屋さんを二軒めぐって(一軒めに欲しい本がなかった)帰ってきました。財布はいたいですが久しぶりのお買い物にうきうきしました。あれ、服を買いたかったはずなのにな。
まあ、買い物には満足してほくほくしているんですが、行きも帰りもバスに酔ってしまい(ついでに昨日も酔った)、まだ酔いが収まらずに絶賛☆体調不良です。1、2時間布団でごろごろしてたんだけどまだ収まらないって…。多分、疲れがたまっていることもあるのでしょうが。自分の三半規管の弱さに絶望してます。

で、まあ、話をすすめましょう。というか、こっからが本題。
今日getした漫画は「ぼんたん!!」の3巻でして、ものすごく面白かったのですよ。あ、「ぼんたん!!」というのは伊達政宗が女の子、という設定の漫画です。政宗が生まれたところから始まって、今は初陣を終えたところ。


以下、「ぼんたん!!」のお勧め+一部ネタバレです。
設定がすっごくいいのです!もともと女体化が好きなのもあって政宗が女の子、という設定に抵抗もありませんでしたし。絵はもうちょっと線が細いほうが好きですが、これはこれでオッケーです。キャラクターにあった絵だと思います。基本ギャグテイストなのにきめるところはばっちりと決めて、キャラクターの一人一人の位置づけというか性格とかがしっかりしてるんです。セリフまわしもそうですが、何より表情がいいんですよ。
梵天丸時代にはおかっぱだったけど今は元服してオールバック+ポニーテール(たまにおろしてるけど)なんです。おかっぱもかわいかったけど、今の髪型もすっごくかわいい。というか、私的には今の方が好きです。かっこよくてかわいくて美しい!愛姫とラブラブなのもかわういです。
あ、でも多分流れ的に小十郎×政宗になると思います。まあ、政宗が女の子なわけですし。この二人が一緒にいるとほっとします。2巻で描かれてた二人の絆にぐっときました。
まあ、それとは別に幸村が政宗の婿の候補として挙げられてたのもにやりとした上に「oh!」とか叫んじゃいましたが。
まあ、とにかく大好きな漫画です。政宗が女の子、という設定が無理じゃなければ、とってもお勧めです!
Sat 02 , 19:57:20
2009/05
・サナダテ
・戦国と現代の中間。二人とも死んでいて、生まれ変わる前。
・筆頭が筆頭じゃない気がしますが、勢いで書いたから仕方ない。





マイハロー、奥州の皆さん。お元気ですか?
俺はかつてこの国を誰よりも愛したものです。
ハロー、ハロー、お元気ですか?


空は今でも青く澄んでいますか?
山々の緑は今も美しく夕日に照り映えますか?
俺のお気に入りのあの丘は今でも満開の桜を見せてくれますか?

ハロー、ハロー、聞こえますか?

あなたたちは幸せですか?
詳しいことは覚えていないけれど、俺はただそれだけが気がかりなのです。
守りたかったのは俺のちっぽけなプライドではなく、あなたたちの笑顔だったのです。
そのために、戦って戦って、俺は死にました。

ハロー、ハロー、誰か答えてください。教えてください。
ハロー、ハロー。

その国に生まれたあなたは幸せです。
俺はいろいろな国に行きました。
戦うために、守るために、いろいろな国に行きました。
けれど、奥州以上に美しい国はどこにもありませんでした。
俺はこの国を誇りに思います。
マイハロー、あなたはどうですか?




かつて俺に愛を告げた男がいました。
俺はその愛に応えられませんでした。
愛していなかったわけではないのです。
俺だってその男のことを愛していました。とてもとても。
それでも、怖かったのです。
あの男への愛を認めることが、愛するこの国への裏切りのように思えたのです。
俺はこの国への愛を貫き、死にました。
そして時を置かずにあの男もまた死にました。

ハロー、ハロー、あなたは今、どこにいますか?
ハロー、ハロー、俺もあなたを愛しています。
この言葉が届いたのなら、きっと返事をください。
俺はずっと待っています。
ずっとずっと、一緒に桜を見ようと約束したこの場所で待っています。





ハロー、ハロー、マイハ…


「政宗殿」


どうやらお迎えが来たようです。
ずっと会いたかった。


「政宗殿、ずいぶん遅くなってしまい申し訳ございませぬ。…まだ、間に合うでしょうか」


ハロー、ハロー、奥州の皆さん。
お元気ですか?幸福ですか?
俺は今、信じられないほどに幸福です。
桜の季節はすぎてしまったけれど。
俺は本当は春よりも夏のほうが好きなのです。
真夏の太陽のようなこの男が、大好きなのです。


ハロー、ハロー、あなたはどうですか?
ハロー、ハロー。



―――――

イメージは雲がもくもくしてるところにマンホールくらいの穴があって、その淵に膝を着いて必死に下界(=現世)に呼びかけている伊達さん。
そんな伊達さんにそっと近づいて、ぽんぽんと肩をたたいて声をかける真田さん。なんだろうと思って振り返ったら照れくさそうに、でも優しく微笑んだ真田さんがいて、きょとんとした後にふわりと笑う伊達さん。
そんなメルヒェンなイメージで書いた。楽しかった。
Sat 02 , 19:00:00
2009/05
無気力が少しましになった気がします。多分、この調子なら大丈夫。
ゴールデンウィークも割りと忙しいのですが、学校がある日よりは気持ちが楽だと思いますし。なんせ、授業の予習をやらなくてもいいんだ…!
部活の方も、最近調子がいいですし!この調子で気分が上向きになればいいなあ、と願っております。


ところで、BASARAさんはPSPに進出したりアニメが始まったりとめまぐるしい動きを見せていますね。いまさらその話かよ、という感じですが。
アニメは2話までみせてもらいました。友達に。自分で見るのはめんどうなので。というか、未だに何曜日にやるのかも把握していない。しかも深夜、というわけで多分、リアルタイムで見ることはないと思います。
2話まで見てなくてもすでにあのアニメがサナダテだということだけはわかりました。幸村が恋に落ちてましたね。ちらりと政宗も幸村に流し目なんて送ってますし…。

もう、結婚しろよおまえらああぁぁ!!!



PSPはうわさによるとかなりチカダテらしいですね。チカダテ大好きです。よっしゃああ!これで、チカダテ好きーさんが増えればいいと思います。東西兄貴万歳!私もいつかチカダテを書きたいです。政宗にべたぼれな元親と元親に対して複雑な感情を抱いている政宗…とか。BASARA2の元親ストーリーのその後をチカダテで考えると激しく滾ります。
Wed 29 , 21:13:27
2009/04
最近、無気力がひどいです。なんていうか…何にもやりたくないし人とかかわりたくない。厭世観がひどいというか…。家に帰っても何もやりたくないのでものすごく健康的な時間に寝てたりします。
でも、ずーっと厭世的なまま、というわけではなく次の日にはものすごく機嫌がよくてにこにこしてて「何かいいことあったの?」と友達に聞かれたりするんですよ。自分でもこの機嫌の上下の原因が不明。うーん、ちょっと早い五月病ですかねぇ?
とりあえず、他人に迷惑をかけないようにしよう、と心がけて生活していこうと思います。

人とのかかわりがいやになったときにはなるべくまわりに目を向けるようにしています。うちの学校はムダに自然に溢れている(野性的…?)ので。

カラスノエンドウにオオイヌノフグリ、タンポポが転々と咲く道に、見上げれば薄紅色や白い花弁のハナミズキ、ツツジもそこかしこで満開の姿を見せてくれます。ソメイヨシノよりも咲くのが遅い山桜の少し濃い花弁が茶色い地面に散っているのもなかなか風情のあるもの。花を終えた桜の生い茂る緑の葉も美しい。
今夜の月もきれいですが、一昨日の月はまさに政宗の兜の前立てのようで、思わず笑ってしまいました。そうそう、黒くて太った野良猫が欠伸をしながら歩いている姿もたいそうかわいらしく、微笑ましいものでした。

美しいもの、というのは少し目を向ければそこかしこに散らばっています。疲れているとそれに気づけないことが多いです。だから、やたら厭世的で無気力になっている今、普段よりも意識してそういったものに目を向けようと思います。きれいなものは、わずかであろうと心を癒してくれますから。
Mon 27 , 09:47:59
2009/04
こんにちは。おはようございます。
あー、最近、土日が忙しすぎて週末にパソコンをあまりいじっていない…。そして微妙に体調が悪いので平日も寝る時間が早い…ので、やっぱりパソコンをいじってない。むぅ…どうにかならんもんか。

今月中にもう一回くらい更新したいけど…やっぱり今週末も忙しいので(ついでにゴールデンウィークも忙しい)無理かなあ。
とりあえず、突発的に思い浮かんだ駄文を↓


現代/小学生/幼馴染/真田×伊達/ギャグ?/甘



今までで一番嬉しかったことを書いてください。



今日は小学校の授業参観の日で、国語の授業の課題は作文だった。そのテーマを聞かされて、伊達政宗は固まってしまった。
だって、思い浮かばないのだ。
何があるかな、と考えてもお母さんにぶたれたこととか、右目をなくしてしまった事故とか、政宗のお誕生日なのに忙しくてかまってくれないお父さんのことばっかり思い浮かぶ。今日だって、政宗のお父さんもお母さんも授業参観に来てくれない。
(どうしよう)
嬉しい気持ちって、どんなんだっけ?

だんだん悲しくなってきた政宗はうつむいて、目に涙を浮かべていた。
隣では幼馴染の真田幸村があれこれ言っている。
「やっぱり、御館様に稽古をしてもらったときであろうか」
「佐助の作ってくれた団子を食べるときであろうか」
「それとも、兄上に遊んでもらったとき」
「父上にほめていただいたときも、嬉しかった」
幸村には、数え切れないほど楽しい思い出がある。
どれが一番なのか、自分では決められない。そう思って、隣の席の大好きな幼馴染に相談しようとして、びっくりした。
「ま、まさむねどの…?」
「う…ぅ…」
ぼろぼろと大きな瞳から涙をこぼす政宗に、幸村はびっくりした。
政宗と幸村は同い年だけど、政宗はいつも幸村よりも大人びていてしっかりしていて、いろいろなことを知っていて頭もよかった。
幸村は政宗が大好きだった。だから、泣かないで欲しいと思った。でも、何で泣いているのかがわからないでおろおろしていたら政宗の名前だけしか書かれていない作文用紙が目に入った。

「先生殿!」

政宗の右手をぎゅうっと握り締めて突然立ち上がった幸村に、教室中のみんながびっくりして幸村を見た。

「先生殿、某、できましたぞ!」

自信満々に言うけれど、幸村の作文用紙にはまだ汚い字で名前が書かれているだけだ。
「では、はっぴょうしてください、ゆきむらくん」
謙信先生が優しい声で促す。
びっくりして涙がとまった政宗の、泣いたせいでぐしゃぐしゃの顔を見てにっこり満面の笑みを浮かべた幸村は大きな声で言った。


「某は、御館様に稽古をしてもらうのが大好きです。御館様は一番すごい人だからです。佐助が作ってくれた団子を食べるのも大好きです。某は団子が大好きで、佐助の団子が一番おいしいからです。兄上に遊んでもらうのも大好きです。兄上は某の知らない遊びをたくさん知っています。父上にほめてもらうのも大好きです。某は父上も大好きです。でも…」


幸村は、政宗の手を握った左手にぎゅっと力を込めて、今までよりももっと大きな声で言った。



「でも、某は、政宗殿と一緒に御館様に稽古をしてもらったらもっと楽しいし、佐助の作ってくれた団子も政宗殿と一緒に食べるのが一番おいしいし、兄上だけじゃなくって政宗殿と一緒に遊んだらもっと面白いし、父上にほめてもらうのと同じくらい政宗殿にほめてもらうと嬉しいです。だから、某は、政宗殿が好きです。大好きです。だから、某は、政宗殿と出会えたことが一番嬉しいです。政宗殿は某の一番です!!」



「とても、いいさくぶんですね。ゆきむらくん」
謙信先生は優しく笑いました。
授業参観に来ている幸村のお父さんや御館様もはっはっはと笑っています。政宗は嬉しくって、ぎゅうっと幸村の手を握り返して立ち上がりました。
「お、俺も!」

「俺も、幸村のことが好きです。大好きです。ゆきと一緒にいると嬉しいです。だから、俺も、幸村と会えたのが一番嬉しいです!!」

照れ屋で素直じゃない政宗が一生懸命伝えた言葉に幸村は嬉しくなって、思わず抱きついた。いつもなら暑い、だの邪魔、だの文句を言う政宗もぎゅうっと幸村を抱き返した。
「俺、知ってるぜ!」
突然立ち上がって叫んだ慶次に皆が注目する。皆の視線を浴びて慶次は少し誇らしげに言った。
「そういうの、そーしそーあいって言うんだ。そーしそーあいの二人は、結婚するんだよ!としとまつ姉ちゃんみたいに、ずっと一緒でずっと仲良しになるんだ!!な、とし?」
その言葉に授業参観に来ていた利家とまつが恥ずかしそうに笑う。
「そうだぞぉ、慶次!男なら、惚れた相手を幸せにしてやらなきゃならん!!」
「犬千代様、まつめは大変うれしゅうござります!」



「ゆ、幸村!」
じっと慶次の言葉を聴いていた政宗が不意に幸村を見た。
「政宗殿?」
「俺、ゆきと結婚する!ずっと、ゆきと一緒にいる!!」
政宗の言葉に驚いてぱちぱちと目を瞬かせていた幸村だったが、すぐに満面の笑みに変わり、ずっとつないでいた手はそのままにもう一方の手で政宗を抱きしめた。
「政宗殿おおぉ、某の嫁御になってくだされえええぇぇぇ!!!」
「ゆきむらああぁぁ!」
「まさむねどのおおぉぉおおおぉぉぉ!!」
「ゆきむらああぁぁあああぁぁぁああぁ!!!」
「まさむねどのおおぉぉおおぉぉぉぉおおぉぉおぉ!!!!」




この後の保護者懇談会で、本当の愛を知ることのできるすばらしい授業だった、と謙信の国語は大絶賛されたという。



―――――

最後がグダグダ…。でも、書いてて楽しかった!

この出来事は政宗の幸せな出来事と忘れ去りたい出来事の両方に殿堂入りします。でも、幸村とはずっとラブラブなまま。
Fri 24 , 08:41:32
2009/04
merange様へ→
コメントありがとうございます。
「誰も寝てはならぬ」いいですよね!
携帯の初期設定の着信の中に入っていたのでそこで初めてこの曲を知りました。着メロなのでオルゴールっぽいかわいい雰囲気のアレンジになっていたので、最初は女性が歌う曲だと思っていました(笑)。でも、実際に聞いてみると低い男性の声で朗々と歌っていて、思わず聞きほれます。
今は知り合いにDVDを貸しているので家では見れないのですが…CDをよく聞きます。音だけでもいいですけど、やっぱり映像つきの方が好きです。
Tue 21 , 21:05:26
2009/04
ヨル様へ→
コメントありがとうございます。
佐助は無意識の甘えが政宗に対してあればいいと思います。この佐助は政宗に対して憧れ的な意味で佐→政っぽい感情を抱いているかもしれません。何と言うか、こう…親鳥に餌をねだる雛的な…?親鳥(政宗)に餌(愛とか共感とか優しさとか)をねだる雛(佐助)…。………(笑)
あながち間違ってはいないと思うのですが、想像すると笑えます。この場合、幸村や小十郎は何だろう…。
コメントはやる気へのバイブルです。ありがとう!
Sat 18 , 21:31:38
2009/04
戦国に佐助と政宗メインの佐助+政宗+小十郎+幸村のお話をアップ。

ペシミストに捧げる哀歌

なんだかダテサスっぽいお話になってしまった…ような。
いや、あくまで伊達受けサイトなのできっとこの後は佐助と幸村と小十郎で政宗を取り合ういわゆる総受け的な展開になるでしょう!

佐助は政宗を殺しにいった、というよりも政宗に会いたかったんだと思います。
政宗が佐助に似たものを感じていたように佐助も政宗に似たものを感じていて、助けて欲しかったんだと思います。孤独だとか絶望だとか、心に消えない暗いものから。似ているからこそ、わかりあえるものってあると思います。
佐助にとって幸村は自分の対極にいる人で、救いでありたとえるのなら太陽であるのだけれど、決してこの痛みをわかってくれる相手ではないのです。だから、似たようなものを抱えていると直感的に悟った政宗のもとへ行ったのでしょう。「幸村をとられたくない」というのは佐助の本音ですがだからといってわざわざ政宗にそれを言いに行くというおおよそ「忍らしからぬ」行動に出たのは、嫉妬と同時にそれ以上の恋しさを覚えていたからでしょう。分かり合える相手が欲しかった。誰かにわかって欲しかった。だから、同じような痛みを抱えていると思われる政宗に会いに行った。
で、会いに行った政宗はやっぱり佐助と似ていて、そして佐助を拒まなかった。佐助の言葉を聞いてくれた。それがとても嬉しかったのですよ、佐助は。だから今後の佐助は政宗にとてもなついていると思われます。幸村が佐助にとって「太陽」であり「神」なら、政宗は「友達」なのです。前者は決して裏切ることのできない絶対的なものであり、後者は裏切りたくないし裏切ったのならとても辛いけれど「絶対的」ではない。自分に近い存在であり対等に話し分かり合えるけれど、いつか別れの訪れる存在。

で、政宗にとって佐助は哀れむべき存在なんです。自分と似ていて、それでもまだ絶えず揺らぎ悩み苦しんでいる。政宗は王様だから迷うことも逃げることも許されない立場にあって、そしてかなり早い段階で小十郎と出会えていたからまだ佐助よりは自分の絶望との付き合い方を知っているんですが、佐助は幸村と出会ってようやく自分の孤独を知ったので、まだまだ不安定なのでしょう。

小十郎にとって政宗は無二の人。ただ、右目を摘んだことに関して「本当によかったのだろうか」と思っているところが彼の中のどこかに、ほんのわずかにあるから政宗の言葉は彼にとって「救い」になるのです。

幸村は佐助を本当に大事にしています。「御館様」「佐助」「政宗殿」「団子」が幸村の脳内四大勢力です。ここで問題なのは、幸村が「政宗殿」に向ける感情がいったいどういったものなのか、ということ。恋であるのか宿敵に向けるものであるのか。それは幸村のみぞ知る、っていうことで。
あ、幸村は佐助の葛藤に気づいていると思います。本能で。ただ、知識がちょっと足りないところはあるけれど根本的なバカではないので本能で悟ったところから自然と悟っているとことがあると思います。なので、佐助が政宗に会いに行くことはいいことだと思っている。ただ、自分も政宗が(どういう意味でかはともかく)好きなので、佐助だけ会いに行くのはずるい、とか思ってます。

毎度のことながら長い補足と解説ですみません。
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更新はまったり遅いですが、徒然なるままに日記やら突発でSSやら書いていく所存ですのでどうぞヨロシク。
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