白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
Sat 18 , 21:31:38
2009/04
戦国に佐助と政宗メインの佐助+政宗+小十郎+幸村のお話をアップ。
ペシミストに捧げる哀歌
なんだかダテサスっぽいお話になってしまった…ような。
いや、あくまで伊達受けサイトなのできっとこの後は佐助と幸村と小十郎で政宗を取り合ういわゆる総受け的な展開になるでしょう!
佐助は政宗を殺しにいった、というよりも政宗に会いたかったんだと思います。
政宗が佐助に似たものを感じていたように佐助も政宗に似たものを感じていて、助けて欲しかったんだと思います。孤独だとか絶望だとか、心に消えない暗いものから。似ているからこそ、わかりあえるものってあると思います。
佐助にとって幸村は自分の対極にいる人で、救いでありたとえるのなら太陽であるのだけれど、決してこの痛みをわかってくれる相手ではないのです。だから、似たようなものを抱えていると直感的に悟った政宗のもとへ行ったのでしょう。「幸村をとられたくない」というのは佐助の本音ですがだからといってわざわざ政宗にそれを言いに行くというおおよそ「忍らしからぬ」行動に出たのは、嫉妬と同時にそれ以上の恋しさを覚えていたからでしょう。分かり合える相手が欲しかった。誰かにわかって欲しかった。だから、同じような痛みを抱えていると思われる政宗に会いに行った。
で、会いに行った政宗はやっぱり佐助と似ていて、そして佐助を拒まなかった。佐助の言葉を聞いてくれた。それがとても嬉しかったのですよ、佐助は。だから今後の佐助は政宗にとてもなついていると思われます。幸村が佐助にとって「太陽」であり「神」なら、政宗は「友達」なのです。前者は決して裏切ることのできない絶対的なものであり、後者は裏切りたくないし裏切ったのならとても辛いけれど「絶対的」ではない。自分に近い存在であり対等に話し分かり合えるけれど、いつか別れの訪れる存在。
で、政宗にとって佐助は哀れむべき存在なんです。自分と似ていて、それでもまだ絶えず揺らぎ悩み苦しんでいる。政宗は王様だから迷うことも逃げることも許されない立場にあって、そしてかなり早い段階で小十郎と出会えていたからまだ佐助よりは自分の絶望との付き合い方を知っているんですが、佐助は幸村と出会ってようやく自分の孤独を知ったので、まだまだ不安定なのでしょう。
小十郎にとって政宗は無二の人。ただ、右目を摘んだことに関して「本当によかったのだろうか」と思っているところが彼の中のどこかに、ほんのわずかにあるから政宗の言葉は彼にとって「救い」になるのです。
幸村は佐助を本当に大事にしています。「御館様」「佐助」「政宗殿」「団子」が幸村の脳内四大勢力です。ここで問題なのは、幸村が「政宗殿」に向ける感情がいったいどういったものなのか、ということ。恋であるのか宿敵に向けるものであるのか。それは幸村のみぞ知る、っていうことで。
あ、幸村は佐助の葛藤に気づいていると思います。本能で。ただ、知識がちょっと足りないところはあるけれど根本的なバカではないので本能で悟ったところから自然と悟っているとことがあると思います。なので、佐助が政宗に会いに行くことはいいことだと思っている。ただ、自分も政宗が(どういう意味でかはともかく)好きなので、佐助だけ会いに行くのはずるい、とか思ってます。
毎度のことながら長い補足と解説ですみません。
ペシミストに捧げる哀歌
なんだかダテサスっぽいお話になってしまった…ような。
いや、あくまで伊達受けサイトなのできっとこの後は佐助と幸村と小十郎で政宗を取り合ういわゆる総受け的な展開になるでしょう!
佐助は政宗を殺しにいった、というよりも政宗に会いたかったんだと思います。
政宗が佐助に似たものを感じていたように佐助も政宗に似たものを感じていて、助けて欲しかったんだと思います。孤独だとか絶望だとか、心に消えない暗いものから。似ているからこそ、わかりあえるものってあると思います。
佐助にとって幸村は自分の対極にいる人で、救いでありたとえるのなら太陽であるのだけれど、決してこの痛みをわかってくれる相手ではないのです。だから、似たようなものを抱えていると直感的に悟った政宗のもとへ行ったのでしょう。「幸村をとられたくない」というのは佐助の本音ですがだからといってわざわざ政宗にそれを言いに行くというおおよそ「忍らしからぬ」行動に出たのは、嫉妬と同時にそれ以上の恋しさを覚えていたからでしょう。分かり合える相手が欲しかった。誰かにわかって欲しかった。だから、同じような痛みを抱えていると思われる政宗に会いに行った。
で、会いに行った政宗はやっぱり佐助と似ていて、そして佐助を拒まなかった。佐助の言葉を聞いてくれた。それがとても嬉しかったのですよ、佐助は。だから今後の佐助は政宗にとてもなついていると思われます。幸村が佐助にとって「太陽」であり「神」なら、政宗は「友達」なのです。前者は決して裏切ることのできない絶対的なものであり、後者は裏切りたくないし裏切ったのならとても辛いけれど「絶対的」ではない。自分に近い存在であり対等に話し分かり合えるけれど、いつか別れの訪れる存在。
で、政宗にとって佐助は哀れむべき存在なんです。自分と似ていて、それでもまだ絶えず揺らぎ悩み苦しんでいる。政宗は王様だから迷うことも逃げることも許されない立場にあって、そしてかなり早い段階で小十郎と出会えていたからまだ佐助よりは自分の絶望との付き合い方を知っているんですが、佐助は幸村と出会ってようやく自分の孤独を知ったので、まだまだ不安定なのでしょう。
小十郎にとって政宗は無二の人。ただ、右目を摘んだことに関して「本当によかったのだろうか」と思っているところが彼の中のどこかに、ほんのわずかにあるから政宗の言葉は彼にとって「救い」になるのです。
幸村は佐助を本当に大事にしています。「御館様」「佐助」「政宗殿」「団子」が幸村の脳内四大勢力です。ここで問題なのは、幸村が「政宗殿」に向ける感情がいったいどういったものなのか、ということ。恋であるのか宿敵に向けるものであるのか。それは幸村のみぞ知る、っていうことで。
あ、幸村は佐助の葛藤に気づいていると思います。本能で。ただ、知識がちょっと足りないところはあるけれど根本的なバカではないので本能で悟ったところから自然と悟っているとことがあると思います。なので、佐助が政宗に会いに行くことはいいことだと思っている。ただ、自分も政宗が(どういう意味でかはともかく)好きなので、佐助だけ会いに行くのはずるい、とか思ってます。
毎度のことながら長い補足と解説ですみません。
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