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白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
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Tue 14 , 09:38:48
2009/04
もともと、攻←受よりも攻→受のほうが好きです。受は攻に溺愛されていればいいと思っています。
それでですね、すでにアップしてある自分の作品を読み返して見ますと伊達視点が圧倒的に多くて真田視点のものは真田・伊達両視点で書いたものぐらいしかないんですよ。あとは、視点ごちゃまぜのものとか。で、伊達視点で書くともちろん伊達の心情描写が多くなり、結果として真田←伊達っぽくなってしまうわけなのです。うちの伊達は真田のことを好きすぎて困ります。真田は勝ち組ですね。

で、伊達視点が多いことに関しましては意識してそうなったわけではなく、まったくの無意識で結果としてこうなったわけなのですが。思いますに、普段から伊達のことばかりを考えて伊達を溺愛しているからつい伊達視点を書いちゃうんですね。伊達のことはたくさん考えて自分の中で「こう」というイメージがあるんですが、考えてみれば私の考える真田は「伊達から見た」真田なんですよ。

以下は私設定なのですが…
伊達にとって大きな分岐点として右目を失ったことがあげられます。そこから母の愛を失い、反して父からの愛はますます大きくなりました。しかし数年後に父を殺さなければならない状況に追い込まれ、おそらくは「奥州王」として、殺します。そして輝宗の息子として、彼自身として、深く傷つくと同時に母との確執が決定的なものにもなったでしょう。
それからは以前以上に「奥州王」として。自分の居場所を守るためにも、父を殺した自分を正当化するためにも、「奥州筆頭」であり続けることに固執します。けれど彼の中には「奥州筆頭」とは別に「政宗」という個の存在があり、彼の中ではその両者はまったくの別物なのです。「奥州筆頭」としての自分は認めることができるけれど本来であるはずの「政宗」のことは好んでいないというか、母や小次郎につく人々から否定され続け、いつの間にか自分でも自分を否定する傾向があります。
だからこそ、政宗は裏表がなくよくも悪くも純粋な真田に惹かれたのでしょう。屈託なく笑う幸村は政宗の「憧れ」そのものであり、「なりたかった自分」でもありました。感情のままに怒り笑い、素直に自分の気持ちを言葉にでき、誰からも愛される存在。無邪気な子ども。
政宗が幸村を想う気持ちの中には羨望や嫉妬がまじっていて、…つまり、政宗は劣等感の塊なんです。
普段は抑えていたものが、真田に惹かれ近づき知るうちにどんどん暴かれていって、「奥州筆頭」と「政宗」の境が曖昧になっていくことに恐怖を覚え、逃げたい衝動にかられるけれどでもそれ以上に失うことが怖い。
結局、どんなにあがき苦しんだとしても、政宗には、幸村が必要なんです。
それはおそらく、幸村が政宗を求める気持ちよりは佐助が幸村を必要とする想いに近いものだと思います。

さて、朝から長々と語ってしまいました。しかも暗い!というか、あれですね。ここで延々と書くよりも文章でそれを表現しろという話です。
いつかこんな感じで長いお話を書けたらいいなあ、と思います。あくまで予定は未定です。
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