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白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
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Tue 17 , 23:52:42
2025/06
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Sat 20 , 06:07:14
2009/06
おはようございます。今日は用事があって家を6時10分くらいにでなければならないので5時に目覚ましをセットしたら4時30分に目が覚めてしまった静です。早起きというものが非常に苦手であるため、今寝たらもう起きれない!と45分ごろにあきらめて起き、せこせこと弁当なんぞ作っておりました。結果、早朝のベランダで朝ごはんを食べると気持ちいいことが判明。だからなんだ。そのために早起きをする気はさらさらないだろう。

で、朝っぱらから同棲中の早朝いちゃラブサナダテを投下↓

・現代
・大学生幸村×小説家政宗


「ん…」
幸村がシャワーを浴びて寝室に戻ってもその人はまだ眠りの中にいた。宵っ張りで朝に弱い政宗は、それでも朝に強く夜に弱い(ベッドの中でのことはまた別の話だ)幸村にあわせて生活してくれている。
幸村と同棲する前…というよりかは、付き合う前には昼夜逆転した生活を送っていたらしいので、生活リズムを元に戻すのはきっと大変だっただろう。そもそも、政宗が昼夜逆転の生活を送っていたのは、昼間よりも夜の方が筆が進むから、という理由であった。さらに付け加えるのなら、人間嫌いの政宗が人の多い昼間を嫌ったというのも理由のひとつである。政宗は外面がよく、しかも人に好かれ慕われる何か、有体に言うのならカリスマというものを持っていたため、政宗が望む望まざるにかかわらず人が彼を中心に集まるのだ。しかも、人嫌いにくせに妙に面倒見のいい政宗は自分を慕って集まったものたちを邪険にできるはずもなく、高校時代には総長のようなものまでやっていたらしい。つくづく不器用な人だ。

「政宗殿」
名を呼びながら額にかかる髪を指先でかき上げ口付けると、くすぐったそうに身をよじり、逃げるように寝返りをうつ。それを逃がさない、というように背中から抱きしめて首筋に顔をうずめる。同じシャンプー、同じ石鹸を使って生活しているというのに、政宗からはいつもいいにおいがした。このにおいはいつも幸村をうっとりさせ、激情に走らせる。
「政宗殿、起きてくだされ。もう朝にござるよ」
白く細い首筋に舌を這わせる。
「ん…ぁ…ぅん…?」
艶かしい声を上げ、うっすらと目を開けた政宗はまだ状況がわかっていないのだろう、まだ眠たそうにとろりと溶けた瞳は宙を彷徨う。
「…ゆき?」
ようやく自分を抱きしめる恋人を見つけた政宗は目を瞬かせて、常よりも舌たらずに名を呼んだ。
「おはようございます、政宗殿」





――――――

いちゃらぶサナダテの朝。
平日だったらおはようのチューをするだけで政宗を解放。
休日だったら我慢できずに幸村は政宗を襲う。寝ぼけている政宗は素直なのでわけがわからないまま幸村の好きにさせてるけど、途中ではっと目が覚めて「何してやがるこの破廉恥侍!!!」とか顔を真っ赤にして怒鳴りつける。

そんなバカップル希望。
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