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白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
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Tue 15 , 22:39:41
2009/12
来月、歌舞伎を見に行きまする。
歌舞伎を見るのは三度目。歌舞伎、好きです。
どーじょーじとか見てみたいけど、今回はちゅーしんぐらを見に行きます。歌舞伎って見ていてドキドキします。先日見に行った能もとてもよかったのだけど、個人的には歌舞伎の方が好き。

能は、すごく背の高い役者さん(日本で一番背の高い能楽師=世界一背の高い能楽師)が天狗の役をやっていて、すごくすてきでした。迫力があって怖かった…!なんといいますか、存在感が違いますね。言っていることは半分くらいしかわからなかった(半分もわかったかな?)のですが、その声の朗々とした響きだとか、圧倒的な存在感だとか、もう魅入られてしまいます。お装束もとても素敵でした。神がかって、というと少し違うかもしれませんが「人ならざるもの」ではあったと思います。
歌舞伎と違って舞台までの距離がとても近かったので、余計に迫力を感じたかもしれません。一直線にこちらに向かってくる感じがしました。実際には演技なので舞台以上の空間には出ないわけですが、それでも天狗に襲われそうで。ただただ圧倒されました。

天狗に魅入られはしましたが、やはり芸能そのものとしては能よりも歌舞伎の方が好きです。なんといいますか…能は面白いけれど眠いんですよね。いや、歌舞伎も演目によっては眠たいものですが…。動きのあるもののほうが見ていて面白いです。舞台の広さや演出の多用さなど、歌舞伎のほうが演技といいますか、表現方法が幅広いと思うんですよ。能は、役者自身と、あとはせいぜい作物(つくりもの)があるくらい。素人が見てわかりやすいのは歌舞伎ですね。

ああ、面白いといえば狂言は面白いです。あれはわかりやすいですしね。思わず笑ってしまいます。そういうギャグ的な面白さが魅力です。

能・狂言・歌舞伎は三位一体だと私は思っています。互いに互いの演目をリメイクしたりなんかして自分のものにしていたりなんかするのです。でも、やはりそのジャンルごとに表現が違ったりなんかして味わいがまったく違う。同じ作品でも小説・マンガ・映画で全然違うものになるのと同じことですかね。

で、えーと。何を言いたいのかというと、「表現」するということは難しいけれど、とても面白くて無限の可能性があるのだな、ということだと思います。
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