さむいなぁ

近頃、冷え込みましたね。寒いです。指先が動かない…。冷え性つらい…。
とりあえず、生きてます。

ついでに、冷え性政宗とそんな政宗がかわいくてしかたない元親の会話（現代）をちょろっと追記に。

「寒い！」
そんなことを言って、ぺったりと背中にくっついてくるのは普段はツンツンしてばかりいる恋人。ぎゅうぎゅうしがみついてくるのが可愛くて、自分の顔がデレッと情けなくにやけているのがわかった。寒がりな恋人に思う存分かまってやるために、少しでも早く書類の作成を終わらせるためにいつもより一・五倍の速度でキーボードをたたく。
「そうかそうか」
エンターキーを押して、急いで上書き保存をし、パソコンをシャットダウンする。
「…終わった、のか？」
「おう！待たせて悪かったな」
「…別に」
「寒いだろ？もっとこっち来いよ」
くるりと振り返って腕を広げてやると、少し躊躇った顔をしてから、渋々だというような様子を装いながらもぎゅうと抱きついてきた。
「…おまえ、体温高くていいよな」
「おまえ専用のカイロになってやるよ」
「夏は暑苦しいけどな」
「素直じゃなくてもかわいいぜ、政宗ー！愛してるぜーーー！！！」
ぎゅうぎゅうと抱きしめ返して、ついでに頬ずりしてやると鬱陶しそうに顔をしかめるが、離れようとはしない。それに調子にのって、キスしてみても大人しく受け入れてくれる。
（やべえ、幸せすぎる…っ！）
寒さを言い訳にして素直じゃない政宗が甘えてくれるのだから、冬はなんて素晴らしいのだろう。
（当分は、この部屋に暖房はいらねえな）