忍者ブログ
白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ
[578]  [577]  [576]  [575]  [574]  [573]  [572]  [571]  [570]  [569]  [567
Mon 30 , 18:46:17
2024/12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Thu 13 , 01:04:08
2012/09
ふと思いついた戦国サナダテの妄想を垂れ流してみる。

サナ→→→ダテから始まるサナダテの馴れ初め妄想。


戦場で出会う二人。
巡り合えた、宿敵とも呼ぶべき相手に興奮、高揚。
「この瞬間が永遠に続けば…!」
決着のつかないまま戦は終わり、それぞれの陣に帰る。

後日、いくさばとはまったく関係のないところ。…あー、同盟相手の上杉を訪れていた政宗と、信玄からの使いの幸村が鉢合わせ。
「伊達殿!」
「………?」
「お久しぶりでござる。お会いしとうございました!」
「…(誰だっけ、こいつ)」
見えない尻尾を全力で振りながら話しかけてくる幸村と、誰かわからず本気で首をかしげる政宗。不憫に思った小十郎がこっそりと「真田幸村です。武田の紅蓮の鬼ですよ」と教えて、ようやく思い出す。

「そ、某は伊達殿にもう一度まみえたくてたまらなかったというのに…」
「…悪い。いくさばじゃないから、思い出せなかった。俺も…あんたに、会いたかった」
「伊達殿…!」
「ただし、いくさばで、な」
「…いくさばにいない某には、用はないということでござるか?」
「逆に聞くが、いくさば以外であんたは俺に用があるっていうのか?」
「っ、某は、そなたのことを…知りたい、と」
「なんのために?」
「…」
「俺がもう一度会いたいと思ったのは、もののふとしてのあんただ。あんたが興味を持ったのは、もののふとしての俺だろう?なぜ、もののふではない俺まで知りたがる?」
「いくさばのみならず、平生のそなたまでを含め、某が興味を持ち、もう一度会いたい、知りたいと願った“伊達政宗”殿にござる」
「いくさばで刃を重ねるのに、いくさばで知る以上のことは必要ないだろう」
「そなたの言ってることは正しいのかもしれませぬ。だが、某は…」
「不思議なヤツだな、あんた。…あんたの言っていることは、俺にはよくわからない。…が、悪い気はしない」
「伊達殿…」
「とりあえず…いくさば以外でのあんたも、ちゃんと覚えた。今度からは、俺からも…おまえを見つけたら、声をかけるようにする」
「はいっ!」


こんな感じで始まるサナダテも、ありだと思うんだ…!
PR
COMMENT
name:
title:
color:
mail:
url:
comment:
pass:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

[secret_check]
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
フリーエリア
最新CM
[03/05 ・・・。]
[01/12 たっち]
[10/31 たっち]
[09/28 たっち]
[12/26 merange]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
読書、昼寝
自己紹介:
更新はまったり遅いですが、徒然なるままに日記やら突発でSSやら書いていく所存ですのでどうぞヨロシク。
バーコード
ブログ内検索
徒然記 (c)静
template design by nyao
忍者ブログ [PR]